学費、車の購入など大きな金額が必要になるとき、お金を借りることがあるでしょう。
お金を借りるときに必ず発生する「金利」について学び、自分に合った正しいお金の借り方を覚えるようにしましょう。
金利とは
金利とは、借りたお金（元金）のほかに、返済するときに追加で払うお金（利息）の割合のことです。
利率ということもあります。
お金を借りたときには、元金と利息を合わせて返すことになりますので、利息が少ないほど負担が少なく借入できることになります。
金利は、パーセントで表示されます。
基本的に1年単位で金利を表すことが多く、年利〇％というように書かれます。
これは、元金に対する1年間の金利（利息の割合）の意味です。
金利は法律によって上限のみ決められています。
| 元金10万未満 | 年20% |
| 元金10万以上100万未満 | 年18％ |
| 元金100万以上 | 年15％ |
金利の計算方法
計算方法は以下の通りです。
利息＝元金（借入金額）×金利（年利）÷３６５×借入日数（返済日数）
返済額＝元金＋利息
このように一回でまとめて返済する方法もありますが、毎月一定額支払う方法もあります。
クレジットカードの分割払いや、ローンなどといったものです。
同じ金利で同じ期間で完済の場合でも、少しずつでも早くから返していったほうが返済総額は少なくて済みます。
金利は、低ければ低いほど利息も安くなります。
借りる際にはどこから借りるかよく検討しましょう。
一般によくCMなどで見る消費者金融よりも、銀行から借りたほうが金利は低いです。
また、カーローン（自動車）や住宅ローンなど用途に合わせた借り方もたくさんあります。
大きな買い物でローンを組む時には選択肢をよく調べましょう。
お店で勧められるローンは金利が高かったり、前倒しで返済できなかったりとすることがよくあります。
言われたことを鵜吞みにせず、自分で考えて選ぶことで自分を守れます。
知らないと損をします！
支払方法の種類
手軽で使いやすい機能として知られているリボ払いについても説明します。
リボ払いは、毎月決まった額を自分で決めて借入金を返済していく方法です。
（例２）と似ています。
リボ払いは毎月の支払いが数千円からと少額で支払えること、クレジットカードを持ってさえいれば簡単に利用できることから人気の支払方法です。
しかし、注意点があります。
まず、リボ払いは金利が高い傾向にあります。
そして、気軽に使えることから自分がいまどれだけの借り入れをしているのか把握しにくく、少額返済で支払いも長期化してしまうことが多くあります。
お金の知識を身に付けるための参考図書
まとめ
お金を借りる際には、リスクも伴います。
返済計画に無理がないか、しっかりと確認しましょう。
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