世の中には、お金を「貯められない人」と「貯められる人」が存在します。
どちらのタイプがより幸福を感じやすいかは、一目瞭然ですよね。
しかし、お金を貯めることは簡単なようでとても難しいことで、多くの人が貯蓄もできず日々ギリギリの生活をしています。
社会人になってからでも遅くありませんし、学生さんも早めに「お金を貯める方法」を知っておいた方が良いと言えるでしょう。
この記事では、そんな「賢くお金を貯める方法」について解説していきたいと思います。
賢くお金を貯める方法
それでは、さっそく賢くお金を貯める方法を挙げていきましょう。
リスクなく急に貯金額が10倍になるような魔法のような方法は存在しませんが、工夫次第で着実に貯金は増やしていけるはずです。
口座を使い分ける
会社から振り込まれるお給料の口座で、すべてやり繰りしている人はいませんか?
もしそういった生活をしているならば、今すぐに複数の銀行口座を開設し、使い分けるようにしましょう。
「えー?銀行口座をいくつも作ったら何ヶ所も銀行に行かなきゃいけないから不便だよ」
そう思う人もいるはずですが、現代では「ネット銀行」があります。
ネット上で振込みを完結できるので、わざわざ銀行に足を運ぶ必要はありません。
- 固定支出用の口座
- 食費などの生活費用の口座
- イレギュラー時に使用してもOKな口座
- イレギュラー時に使用してもOKな口座
このように、4つの口座を使い分ける方法がおすすめです。
もちろん、人によってベストな口座数や振り分け方もあるかと思いますので、口座数などは自分でカスタマイズしましょう。
たったこれだけでも、貯金できる可能性は大きく上がるはずです。
家計簿を付ける
お金を貯められない人の多くは、支出が「どんぶり勘定」になっています。
どんぶり勘定とは、細かく計算せずにお金の出し入れをすることを指します。
例えば、給料日に30万円銀行口座に振り込まれて、必要になった時に引き出して使うといった人がこのパターンに当てはまります。
給料日近くなると残高がほとんどなく、「給料日まであと5日を1,000円で凌がなければ」とカツカツな状態となってしまうのです。
こういった状況に陥らないためにも、「家計簿を付ける方法」を実践すべきです。
「いちいち家計簿を付けるなんてめんどくさい」と思うかもしれませんが、お金を貯めるためには自分の所有するお金の流れを正確に把握することが必要不可欠です。
最近では、使いやすい家計簿アプリなども数多くあるので、それらを積極的に活用していきましょう。
何にどれくらいお金を使っているのかが分かれば、自然と支出に対する意識が高まり、節約できるようになっていくはずです。
大きな支出用に貯金をする
頑張ってコツコツと貯金しているものの、車検や旅行などに使うことになってしまい結局貯金がなくなってしまうといった人も多いかもしれません。
こういったタイプの人は、少し工夫するだけで着実に貯金を殖やしていけるはずです。
貯金をする際に、アバウトに貯金し続けるのではなく、「大きな支出用の貯金」と「それ以外の使わない貯金」を分けるのです。
前述した「車検」や「旅行」、他にも「受験」や「家賃の更新」、「引っ越し」、「車の買い替え」などおよそのタイミングが分かる大きな支出は意外と多いですよね。
その各項目を逆算して、「車検用に毎月5,000円」「旅行用に毎月1万円」といったように貯金するのです。
例えば冠婚葬祭も、何となく起こりうることを想像することができるかと思います。
「親友のAがB子さんと結婚したがっているから、近々プロポーズするかもな」
そう感じたならば、その月からご祝儀用に1ヶ月5,000円貯金するのです。
プロポーズしてから結婚式までは、早くても半年後くらいでしょうから、ご祝儀の目安となる3万円は貯金分で用意できます。
無理のない程度に副業を行う
今までは副業を禁止する企業が多かったため、本業でいかに出世して収入を上げるかが重要視されていました。
しかし、現代では「働き方改革」の影響で副業を解禁する企業が非常に多くなり、実際に副業を始める人もかなり多くなっています。
無理をしすぎて挫折してしまう人もいますが、「稼げるジャンルではなく自分の興味あるジャンルの副業をする」「時短家電や時短グッズを積極的に活用し副業を行う時間を捻出する」といったことを意識すれば挫折せずに副業収入が得られます。
「とにかく無理をしすぎない」ということが副業を継続していく秘訣であると言えるでしょう。
月に3万円でも副業収入が得られれば、年間の収入が36万円もUPすることになるので、お金も溜めやすくなるはずです。
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まとめ
今回は、「賢くお金を貯める方法」について解説してきました。
- 口座を使い分ける
- 家計簿を付ける
- 大きな支出用に貯金をする
- 無理のない程度に副業を行う
こういった方法を実践すれば、きっとお金を貯めることができることでしょう。
これから社会に出る人も、すでに社会人として働いている人も、ぜひ積極的に試してみましょう。
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