1,000万円について考える|貯める方法は?稼げる職業は?とことん検証

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年収1,000万円。

賞金1,000万円の賞レース

宝くじ1,000万円

1,000万円の車

なんとなく1,000万円と聞くと、一つのお金持ちを示す金額なイメージがありますが、具体的にどのような金額なのか?

お金の事を知る上で、具体的な金銭的感覚とイメージを持つことはとても大切なことです。

今回は、1,000万円について、具体的な感覚を持てるように、とことん検証してみました。

1,000万円で何ができる?

まずは、具体的に、1,000万円がどのような金額なのかを考えていきましょう。

  • 例えば、1個800円のプレミアムバーガーを毎日1個食べるとしたら、約35年食べ続けることができます。
  • 高級車レクサスの車体価格がおよそ1,000万円ぐらいです。
  • 住む家を立てるとしたら、1,000万円で土地付きだとしたら、田舎でしか難しいです。
  • 新築マンションだと1,000万円だと相当絞られてしまいます。中古で1,000万円であれば、都内でも探せば可能です。
  • 子供一人の教育費は、幼稚園から大学まででおよそ1,000万円だと言われています。
  • 老後の資金は、一時期話題になりましたが、2,000万円!?1,000万円だと足りませんね。
  • 平均の一ヶ月の生活費が20万円だとすると、1,000万円だと4年2ヶ月は生活できることになります。
  • 1万円札で1,000万円用意すると、1万円が1枚約1gの為、約1キロです。

1,000万円ってすごく大金に感じていましたが、案外できることが限られているのですね。

一生涯をゆとりある生活を送るためには3億円必要と言われているので、1,000万円では遊んで暮らせるレベルの金額ではないですね

しかし、貯金1,000万円というのは、一個の目指すべきステータスでもあります。

続いて、どうすれば、1,000万円貯めることができるのかを考えていきましょう。

1,000万円貯めるには

1,000万円に向けて、60歳まで毎日いくら貯めれば達成できるかどうかを考えていきます。

  • もしも、25歳から35年間貯め続ければ、1日790円ずつ。
  • 35歳から25年間だと、1日1,100円ずつ。
  • 45歳からだと、1日1,830円ずつ。

どうでしょうか?毎日。同じ金額を貯め続けることは大変だとは感じますが、現実的に可能な数字ではあると感じるのではないでしょうか?

※お金を賢く貯める方法は、こちらの記事をご参考にしてください。

1,000万円貯金がある人の割合

それでは、実際1,000万以上貯金のある人はどのくらい居るのでしょうか?

年代別と年収別で見ていきましょう。

※下記の表の「平均値」は単純な平均値です。貯金のように、バラつきが有り、一部のお金持ちが突出している場合は、平均値が高くなり実情を反映しづらいです。

 そのため、「中央値」がちょうど真ん中の実情を把握するにはわかりやすい数字です。

【年代別】1,000万円以上貯金がある人の割合

単身世帯

1,000万円以上貯金している人の割合平均貯金額中央値
全体16.1%645万円45万円
20代2.2%106万円5万円
30代12.6%359万円77万円
40代16.3%564万円50万円
50代22.3%926万円54万円
60代29.9%1,335万円300万円
出典:金融広報中央委員会HP「会計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」

2人以上世帯

1,000万円以上貯金している人の割合平均貯金額中央値
全体30.2%1,139万円419万円
20代0%165万円71万円
30代13.2%529万円240万円
40代20.1%694万円365万円
50代35.5%1,194万円600万円
60代40.1%1,635万円650万円
70代以上33.7%1,314万円460万円
出典:金融広報中央委員会HP「会計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」

貯金が1,000万円以上ある人の年代別での結果を見ると、60代が一番多くなっています。

年齢が若いうちから1,000万円を貯金するのは難しいことがわかりますが、単身で20代で1,000万円貯金をしている人もいるようです。

【年収別】1,000万円以上貯金がある人の割合

単身世帯

1,000万円以上貯金している人の割合平均貯金額中央値
収入なし4.2%125万円0円
300万円未満11.3%407万円10万円
300~500万円未満17.6%669万円130万円
500~750万円未満37.5%1,570万円600万円
750~1,000万円未満72.7%2,846万円1,745万円
1,000~1,200万円未満87.5%6,161万円2,915万円
1,200万円以上53.0%5,209万円1,330万円
出典:金融広報中央委員会HP「会計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」

2人以上世帯

1,000万円以上貯金している人の割合平均貯金額中央値
収入なし25.9%689万円107万円
300万円未満21.6%661万円100万円
300~500万円未満29.4%1,039万円449万円
500~750万円未満30.5%1,083万円500万円
750~1,000万円未満47.9%1,550万円990万円
1,000~1,200万円未満52.8%1,790万円1,010万円
1,200万円以上75.0%4,103万円2,550万円
出典:金融広報中央委員会HP「会計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」

収入が高いと貯金もしやすいことは確かですが、1,000万円貯金している人は必ずしも高収入とは限りません。

貯金1,000万円を達成する為には、個人の意志や行動も重要な鍵になるようですね。

お金の健康診断

1,000万円稼ぐには

ここからは、1年で1,000万円稼ぐ事を考えてみましょう。

いわゆる、年収1,000万円ということですね。

年収1,000万円以上稼いでる割合は、約4.6%(※)の人ですね。

※参考:民間給与実態統計調査(令和2年分)|国税庁

年収1,000万円以上を目指せる職業
  • 経営者
  • 医者
  • 税理士・弁護士・公認会計士等の士業
  • パイロット
  • 外資系のコンサルタント
  • 大学教授
  • 一流企業の管理職
  • 大手代理店の営業職
  • プロ野球選手なら1軍で活躍できる選手
  • 力士なら十両以上

年収1,000万以上を目指せる職業としたら、限られた専門のある職業を選び、その中での競争を勝ち抜かないと難しいのも現状です。

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まとめ

この記事では、1000万円をより具体的にイメージしてもらうために、1000万円で出来ること、コツコツと貯める方法、稼ぐ職業と見てきました。

今回は、『貯める』『稼ぐ』の観点から見てきましたが、お金の力をつけるためには、『増やす』『守る』『使う』の、力も必要です。

つけていきましょう。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました

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