2022年の冬に施行される「節電プログラム」
政府が、物価上昇への対策として打ち出した政策の一つです。
円安の影響も相まって、電気代等のエネルギーの価格も高騰してます。
物価が上がり、エネルギー価格も上がり、益々家計は厳しい状況になってきています。
その中で、節電方法の一つとしてあげられる「省エネ家電への買い替え」
買い換える為の資金は必要なものの、実は買い換えたことで電気代がかなり節約でき、結果的に元を取れる事も有り得ます。
この記事では、省エネ家電の中でも、買い替えで一番節電効果が見込める「エアコン」に関して、電気代に特化して比較してみようと思います。
2022年の冬本番に向けて、エアコンの買い替えを検討している方の一つの判断材料になっていただけると幸いです。
※家庭でできる節電方法はこちらの記事をご覧下さい。
省エネエアコン年間電気代ランキング【2022年度版】
エアコン大手5社の年間電気代を比較してみました。
ランク | メーカー | 機種 | 型番(14畳向け) | 期間消費電力量 | 年間電気代 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 三菱 | 霧ヶ峰FZシリーズ | MSZ-FZ4022S | 970kWh | 30,070円 |
2位 | 日立 | 白くまくんプレミアムXシリーズ | RAS-X40M2 | 1,009kWh | 31,279円 |
3位 | パナソニック | エオリアLXシリーズ | CS-LX402D2 | 1,036kWh | 32,116円 |
4位 | シャープ | P-Xシリーズ | AY-P40X2 | 1,081kWh | 33,511円 |
5位 | ダイキン | うるさらXシリーズ | AN40ZRS-W | 1,201kWh | 37,231円 |
年間電気代のみで比較すると、三菱の「霧ヶシリーズ。MSZ-FZ4022S」モデルが一番年間電気代が安く済むようです。
各社、それぞれに特徴があります。
各社の特徴についてまとめてみました。
エアコン各社の特徴
それぞれの特徴について、考察していきます。
三菱|センサー機能で賢く省エネ
代表商品:霧ヶ峰
トップクラスのセンサー機能を元のが特徴の「霧ヶ峰」
赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載しているため、室内の間取りや家具の配置から、細かな温度の状態をチェックすることができます。
また、人の活動量や、子供・大人、頭や足先の体感温度に合わせて、それぞれ適正な温度を感知することができます。
そのため、温度ムラを少なくし、無駄な冷やし過ぎ、温め過ぎがなく省エネ効果抜群。
広いリビングや、人の動きが多い部屋には省エネ効果が最適なメーカーです。
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日立|ステンレス仕様で清潔を保ちやすい
代表商品:白くまくん
業界で唯一ステンレス仕様を採用した「白くまくん」
エアコン内やファンに汚れがつきにくく汚れにくいのが特徴です。
また、「凍結洗浄」の技術は、エアコン内部を凍らせて、それを一気に溶かすことでエアコン内部のカビやホコリを洗浄洗浄してくれ、自動で清潔を保ってくれます。
しかも、一回の洗浄はたったの約7円。
キッチン近くのお部屋や、タバコを吸う部屋等汚れがつきやすい部屋に最適です。
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パナソニック|ナノイーXでカビや花粉を抑制
代表商品:エオリア
有害物質を抑制するナノイーXで有名な「エオリア」
次世代健康イオンのナノイーXを搭載したエオリアは、カビ、花粉、アレルギー、ウイルス等から室内の空気を守ってくれます。
また、ナノイーXは、パナソニックの美容機器にも搭載されている様に、保湿、潤いにも効果アリ。
小さなお子様やご年配の方のお部屋に安心の機能が搭載されています。
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シャープ|プラズマクラスターで空気を清浄
代表商品:Airest
空気浄化力に優れたプラズマクラスター搭載のシャープのエアコン。
空気清浄機にも使われている技術を使い、カビ、花粉、ウイルスに合わせて、消臭効果、静電気抑制効果もあります。
また、プラズマクラスターのみの運転も可能のため、空気清浄としての役割でお部屋を快適に保つことができます。
お部屋の空気にこだわる方や、タバコを吸われる方にもおすすめな製品です。
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ダイキン|換気をしながら冷暖房が可能
代表商品:うるさら
業界唯一、「換気をしながら冷暖房できるエアコン」が特徴の「うるさら」
コロナ対策としての換気をしながら運転してくれるのは、時代にあっています。
また、加湿にも優れており、冬の乾燥が気になる季節でも快適にお部屋を保つことができます。
さらにアフターサービスも充実しており、24時間365日コールセンターにつながるという利点もあります。
コロナ対策が気になる方や、手厚いサービスに安心を感じるご年配の方々にはおすすめの製品です。
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エアコンを買い換えることで節電できる
エアコンは、年々省エネ設計が進んでいます。
そのため、購入の費用は掛かるものの、買い替えをすることで結果的に節約になる例もあります。
年数と電気代の比較と、買い替えの目安を見ていきましょう。
年々下がるエアコンの消費電気量
10年前と比べると約11%も消費電気量が少なくなっています。
※設置環境やご使用条件により、値は変わります。
(2012年はJIS C 9612:2005、2022年はJIS C 9612:2013に基づく) 出典:(社)日本冷凍空調工業会
エアコンの買い替えのサインは?
特に、エアコンの場合は、経年劣化を使い続けると逆に消費電力が多くなってしまいます。
買い替えのサインが出始めたら、消費電力の為にも、買い替えを検討するタイミングです。
使う頻度にもよりますが、目安として10年がエアコン買い替えの目安と言われています。
まとめ
省エネエアコン。消費電力ランキング。
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