「最近、水道代が高くなった!?」
様々なものが値上げしている昨今、水道代の値上がりも気になります。
水は、必需品だから使わないわけにはいかない、節約できない…。
いや、そんなことはありません。
ちょっとした対策と心がけで、目に見えるように水道代が減らせることもあります。
この記事では、無理なくできる節水のポイントをご紹介していきます。
家計を助けるためのヒントになれば幸いです。
水道代が最近高いと感じた時の対策【節水のポイント】

節水と聞くと、どうしても無理して水を使わなかったり、耐え忍ぶイメージがあります。
しかし、ポイントを押さえながら、アイデアと意識で取り組むだけで大幅に水道料金を抑える事が出来たりします。
水の使用量が多い、節水を意識すべき場所は?
まずは、水の使用量が多い場所を知って、重点的に対策する事が効率的です。
家の水の使用量の中で、1番多いのが『お風呂』で、全体の40%を占めています。
次いで2番目が『トイレ』で21%、3番目が『炊事』18%、『洗濯』15%と続きます。
続いて、それぞれの場所での実際に出来る節水テクニックを解説していきます。
各場所での実際の節水テクニック
各場所での実際の節水テクニックを見ていきましょう。
お風呂
最も使用量が多いのがお風呂です。
大量な水を使用するので、少し心掛けるだけでも、効率的に節水できます。
お風呂でできる対策としては、
- 油槽のお湯はため過ぎないようにする。
- シャワーや蛇口を出しっぱなしにしない。
- 節水シャワーヘッドに換える。
- 入り終わった後の湯船のお湯を有効活用する。(洗濯や掃除用など)
- シャンプーや石鹸を使いすぎない。(流すのに多くの水を使うため)
中でも、シャワーや蛇口を出しっぱなしにせず、こまめに止めるだけでも、1ヶ月に約960ℓもの節水になります。
(出典:TOTO公式HP)
節水率50%のシャワーヘッドに交換すると、年間約26,280円の水道代の節約になります。
※節水シャワーヘッドの節約効果に関しては、こちらの記事をご覧ください。
トイレ
お風呂に次いで、意外と多くのお水を使用するトイレです。
- レバーを小と大を使い分ける。
- 複数回で流さない。
- 節水グッズを使ってみる。
大小の洗浄をきちんと使い分けるだけで、一回あたりの最大2ℓ、1ヶ月で約720ℓの節水になります。
(出典:TOTO公式HP)
炊事
炊事で一番水を使用するのは、洗い物です。
- 食器をため洗いする。
- 油汚れを先に新聞紙やいらない紙で拭き取ってから洗う
- 洗剤を使い過ぎない(流すのに水を多くの水を使うため)
- こまめに水を止める。
- 節水コマを使う。
食器をため洗いする事で、1回あたり約90ℓ、1ヶ月で約5,400ℓの節水になります。
(出典:TOTO公式HP)
洗濯
洗濯する回数を減らしたり、使用する水を減らすことが大切です。
- ある程度の量をまとめて洗濯する
- 洗濯機のエコモードをうまく利用する
- お風呂の残り湯を洗濯に利用する
お風呂の残り湯を洗濯に再利用すると1回あたり約90ℓ、1ヶ月で2,700ℓの節水になります。
(出典:TOTO公式HP)
水道代が最近高い?と感じた時。確認するポイント。

水道代が最近高いと感じた時に確認するべき3つのポイントを解説していきます。
水道の使用量の確認
まずは、水道使用量を確認しましょう。
使用量が増えたことが原因であれば、水道代が高くなったことは当然です。
使用量は、水道メーターを確認することで確認できます。
水道メーターの現在の数値を記録し、しばらくしてから再度確認して差分を計算することで、使用量を算出することができます。
水漏れ
水道料金が高くなった原因として、水漏れや水道設備の不具合がある場合があります。
水道設備の故障や水漏れが発生していると、無駄な水の使用が増え、水道料金が高くなる可能性があります。
そのため、水道設備の点検や修理を行うことで、無駄な使用を減らすことができ、水道代の削減につながる可能性があります。
水道代の値上がり
物価上昇の続くご時世です。
水道料金も大きく上がっています。
料金の明細を確認して、水道代の値上がりが無いかどうかも確認しましょう。
また、自分が契約しているプランが最適なものかどうか、比較検討することで、節約できる可能性があります。
まとめ
この記事では、水道代が高くなったと感じた時の対策と原因追及についてご紹介してきました。
- 家の各箇所に合わせて簡単にできる節水方法がある事
- ポイントを押さえて取り組むことで、大きく水道代が減らせる可能性がある事
- 水道代が高い原因も確認すべきこと
まだまだ物価上昇が落ち着く兆しが見えてきません。
出来る事に取り組みながら、無理なく家計を守っていきましょう。
最後まで、お読みいただき、有難うございました。
※お金の事を本気で見直したいならプロに相談!
オンラインで無料で相談できる「Money Fullness」

コメント